奈良・吉野大淀 日干番茶-大淀町商工会番茶プロジェクト「食」をテーマにレシピ開発し、大淀町の魅力を探究する

奈良吉野の日干番茶-大淀町・茶粥レシピ開発他全国展開プロジェクト

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奈良県吉野郡大淀町は基幹産業として古くより商業が地域雇用に重要な役割を果たしてきた。伝統的産業の梨とお茶という一次産業も古くから行われている。

中増地区の『番茶』は、生産者の努力で東京などでも認められ、江戸時代以前より生産されてきた中増のお茶が秘める存在力は高く、当町でもっとも有効な地域資源といえる。

古都ならの雅やかさな似合う『煎茶』に対して、番茶は吉野の里が持つ『里の美しさ』を想起します。『茶がゆ』という食文化を生み出した大和地方から『番茶』を中心とした『食』と『文化』を発信できればと考えております。
 
当町の産品である二十世紀梨とともに中増地区で生産される番茶は、
生産者の努力により、高品質・特色のあるお茶としての評価が高い。
そもそも大淀町では江戸時代以前より茶の生産が盛んで、
その品質の高さは茶処『宇治』で評価され、生産品の多くが
宇治地方に出荷されて、『宇治茶』として販売されてきたという
経緯がある。

番茶が生産されている大淀町中増地区は、きめ細かい粘土質の赤土で、
豆類や芋、ジャガイモなどの地下茎の農作物に上質なものが多く、
地元では古くから評価されていた。
上質の赤土は地力が強くミネラル分を多く含むといわれている。烏龍茶の名産地・台湾でも、その栽培地の多くが赤土である。

お茶の生産工程にも中増地区独自の『天日干し』という工夫がある。摘み取った茶葉をよく蒸し、その後長ければ1日以上天日でしっかりと乾燥させる。揉まずに天日で乾燥させるので一度に大量に作ることは出来ないが、機械で乾燥させた茶葉と比べると香りが高く、渋みが少ない、あっさりとした味わいの番茶に仕上がる。尚、この番茶を焙じると香ばしい香りのお茶『ほうじ茶』を作ることができる。
 
地産地消・自然志向・ヘルシーなどのキーワードをもとに「番茶」を中心とした「観光集客装置」となる魅力的な商品を開発し、その番茶の「食」と「文化」を発信し、観光客を通過させない大淀町を創り上げる。

また、景観・古民家や街並みの風情などの資産を活用した情報発信を行っていくものとして、茶摘体験や試食会イベントなどのマスコミに取り上げられる可能性が高いと思われるイベントの企画、地域イメージの発信を行い、中増の吉野大淀 日干番茶をブランド化し、かつ、大淀町の特産品及び観光消費を拡大していくのを最終目的としたい。
 
 
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